配線図問題は「傍記」で差がつく

学科試験の後半は配線図問題が約20問を占めます。図記号は基本形に傍記(記号のそばの 文字)を組み合わせて意味を表すため、傍記の意味を覚えることが得点の近道です。

スイッチ(点滅器)の傍記

傍記 意味
なし 単極スイッチ
3 3路スイッチ(2か所で操作)
4 4路スイッチ(3か所以上の中間)
H 位置表示灯内蔵(切のとき点灯。暗闇でスイッチの場所を示す)
L 確認表示灯内蔵(入のとき点灯。換気扇の動作確認など)
P プルスイッチ
A 自動点滅器(屋外灯。傍記に容量)

HとLの混同が最頻出です。「H=ほたるスイッチ(切で点く)L=ランプが動作中を確認(入で点く)」と覚えましょう。

コンセントの傍記

傍記 意味
E 接地極付
ET 接地端子付(EETなら接地極+接地端子付)
WP 防雨形(屋外)
EL 漏電遮断器付
20A 定格20A(無傍記は15A)
250V 定格250V(200V回路用。刃の形が変わる)
数字(2・3) 口数(2口・3口)

エアコン用の「20A 250V 接地極付」など、傍記の組み合わせで極配置(刃受けの形)を 選ばせる問題が定番です。

取付け位置の区別

  • 壁付: 記号の壁側を塗る
  • 天井付: 基本記号のまま
  • 床付: 記号に床面を示す線を付ける

照明では、シーリングライト(CL)・ダウンライト(DL)・ペンダント(P)・ シャンデリア(CH)の英字傍記もよく問われます。

学習のポイント

図記号は「基本形+傍記」の組み合わせなので、傍記の意味を先に固めるのが効率的です。 配線図の演習問題で、写真(器具の実物)との対応づけまでできるようにしておくと、 鑑別問題も同時に得点源になります。