どの工事がどこに施工できるか

低圧屋内配線には複数の工事方法があり、施工できる場所が決まっています。 判断の軸は「展開した場所か・点検できる隠ぺい場所か」と「乾燥しているか・ 湿気水気があるか」の2つです。

工事の種類 湿気の多い場所・水気のある場所
ケーブル工事(VVF等) 施工できる
金属管工事 施工できる
合成樹脂管工事(PF管・VE管) 施工できる
金属線ぴ工事 できない(乾燥した展開場所等のみ)
ライティングダクト工事 できない
金属ダクト工事 できない

ケーブル・金属管・合成樹脂管はほぼどこでも施工できる」とまず覚え、 線ぴ・ダクト系は乾燥した場所限定、と整理するのが実戦的です。

数字で覚える施工ルール

  • ケーブル工事: 造営材に沿って施設する場合の支持点間の距離は2m以下 (接触防護措置を施した場所で垂直に取り付ける場合は6m以下)。 曲げ半径は仕上がり外径の6倍以上
  • 金属管・合成樹脂管・線ぴ・ダクト内では電線の接続点を設けない (接続は必ずボックス内で行う)
  • 合成樹脂管(VE管)どうしの接続は、管外径の1.2倍以上(接着剤使用時は0.8倍以上) 差し込む
  • 金属管工事・金属線ぴ工事などの金属部分には、原則D種接地工事を施す

「管の中で電線を接続してよい」は毎回のように出る誤り選択肢です。

使用する電線

屋内配線には、原則として絶縁電線(金属管・合成樹脂管工事)やケーブルを使います。 ケーブル工事で広く使われるVVFケーブル(600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形)は、 ステープルで造営材に固定し、被覆を傷つけないように施工します。

学習のポイント

「湿気に強い3工事(ケーブル・金属管・合成樹脂管)」「支持間隔2m」「管内接続禁止」の 3点が最頻出です。写真鑑別問題でも工具・材料とセットで問われるので、 アプリの施工方法の演習で確認しておきましょう。